これまでの流れ、実績
高齢化がクローズアップされてきた2000年前後を中心に、自然発生的に建設されてきた。その以前から運営されている例も少数あるが、大半は介護保険施行後の開設である。平成17年度より日本自転車振興会(現JKA)の施設整備費補助支援が開始され、該当施設は全国に10箇所(100戸弱)となる。グループハウスさくら、グループリビングCOCO湘南台は、各所在地の市より1~2年間、介護予防の取組みとして認定され運営費補助の支援を受けている。
入居者または住人の特徴
高齢者世帯向け共同住宅で、大半は単身女性の年金生活者である。 規模は、5戸から15戸程度が殆どである。
暮らしの特徴
全員が顔見知りで開設趣旨に賛同して入居しているので、連帯のある良好なコミュニティとして暮らしている。地域を巻き込んだ交流会やイベントも、ハウスの状況により多彩に開催されている。居住者による共同運営型とNPO等の非営利法人が運営している例、共同調理、共同浴室を備えている例等、生活の共同性の範囲は事業者により多様である。
建物の特徴
平屋~3階建ての1棟の共同住宅が殆どである。25~40㎡程度の個室と共用の玄関、厨房、食堂兼リビング等を備えている。全館バリアフリーで、緊急通報システムや(2階建てでも)エレベーターを設置している例が殆どである。
所有や権利の特徴
賃貸住宅である。
事業者の特徴
事業者は、民間の非営利組織(NPO法人、社会福祉法人)が多い。最近はハウジングメーカーが手がけた事例も出現している。
リンク先
NPO COCO湘南
http://www.cocoshonan.org/
シャロームつきみ野(NPOシニアネットワークさがみ)
http://members.jcom.home.ne.jp/0442396701/