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目指すことと取り組み

目的

AHL推進協議会が目指すのは「参加と共生の住まい・暮らし」です。現在多くの人がマンションなどの共同住宅に暮らしていますが、そこでは安全、隣人関係、管理運営、維持修繕などで色々な問題が生じています。AHLAでは、相互扶助、個人交流、相互ケア、自主管理、運営参加などを取り入れることによって、人々が自分らしく安心して住み続けられる多様な住まいと暮らしの実現を目指し、協議会はそのハード・ソフトを開発し普及することを目的としています。

設立の趣旨

高齢化が進展すると同時に経済、社会、コミュニティ、家族形態なども大きく変化し、私たちの住まいや暮らしの形も多様化、個別化が進んできています。「これから、誰と、どこで、どのように、住むのがいいのだろうか」という事は多くの人々に切実な問いですが、普通の分譲住宅や賃貸住宅だけではそれに応えられないのが現状です。しかし、それ以外の選択肢は現在ほとんどないといっていいでしょう。その選択肢を増やすために各地で非営利団体や一部の企業によって「もうひとつの住まい方」が少しづつ実践されているのです。

「もうひとつの住まい方」とは、「入居者主体の住まいづくり(コーポラティブハウスなど)」や「多世代の共同生活型住まい(コレクティブハウスなど)」「高齢者の共生生活型住まい(グループリビングなど)」など新しい住まいや暮らしの総称として採用された言葉です。(英語ではAlternative Housing & Living=略称AHLとなります)。その「もうひとつの住まい方」の普及と推進をはかるためにこれまで先駆的に取り組んできた団体や協力する個人が集まってつくられたのが「もうひとつの住まい方推進協議会(AHL推進協議会)」です。

これまでの・推進大会・フォーラムの概要